龍と羽と天才【完】



どうしよう。この人ものすごく恥ずかしい事言ってるし、真顔でいわれると思ってなかった。



「來龍だって、かっこいいもん……おんなの子がみんな來龍のこと見てたし……」


あ、今思い出したら腹たってきた



「別に周りになんて思われようがどうでもいい……お前が少しでもかっこいいと思ってくれればな」



…………



「ああああああ……//もうやだ、むり、恥しい、死にたい……///////」

「え?照れたいの俺なんだけど…」

「無自覚馬鹿野郎……」

「そんな照れんなよ〜可愛いなぁ……喰っちまいてぇ」



この人なんて言いました?喰いたい?何を!?

それを聞いた瞬間に、照れとか恥ずかしさが吹っ飛んで、ヒュッと血の気が引いた

聞いちゃいけないこと聞いた気がするよ



「バーカバーカ!!來龍のアホ!変態!」

「あ?男なんてそんなもんだ!お前の初めては俺が貰うからな!」

「ギャァァァァァァ!!なんてこと言ってんの!///やっぱり馬鹿!」

「あ、こら逃げんな!」



体育祭にも関わらず、鬼ごっこ(?)をしていた私達は、担任と、壱耶に怒られ、終了しました