聞かない方がいい気がしてきた…
このままいたら暴走しそう……


二人に気づかれないようにそっと後にする



「あ、碧羽!ここにいた……どうしたの?」

「あ、ミッキー。何でもないよ?」

「………………」

「!うわ、颯志。びっくりした……」



後ろから黙って現れると……心臓に悪い

あからさまに変な顔をするミッキーは、ちょっと納得していないようだ



「そう……ならいいけど。あ、バスケ始まるよ!収集かけてた!」

「あ、忘れてた!行こ!」


3人で体育館まで走る
すると、颯志に言われた


「嘘つき……」



意地悪い笑顔で