皇幹部side



「…………あれは付き合ったってことでいいのかな?」

「……じゃね?」

「……うん」

「………………」




目の前の光景にそれぞれが意見を述べる

來龍が碧羽を夏祭りに誘ったと聞き、あとを付けていた
一回見失いかけたが、舜のおかげで見つけられた



「姉ちゃんが……きー君と…」

「そんな落ち込むことか?」

「お前シスコンだったんだな」

「だって〜…ねーちゃんがぁ〜」



見つけたのはいいが、花火が始まっており、來龍が碧羽に何か伝えたところだった

碧羽が泣き出し、來龍が慌てる
とても変な光景だった



「それにしてもやっとか〜。長かったな」

「確かに、明後日で夏休み終わりだろ?いつ告るのかとハラハラしてたぜ」

「ま、良かったんじゃない?あの二人、かなり前から両想いだったっぽいし」


「「「確かに〜」」」



幸せそうな総長と姫を見守る皇幹部であった



皇幹部side end