日が暮れて、逢魔が時にさしかかった辺りに神社についた
あの後、しばらく2人で家の玄関前にいたんだけど、颯志に早くいけと急かされた



「結構人いんな」

「そうだね。出店も多い……」

「ふっ、早速食い物か。なにか食うか?」

「食べる!えっとねー、綿あめでしょ、りんご飴、たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、べっこうあめ……「まて、そんなに食うのか!?」え?普通じゃない?」



食いすぎだろ……と呆れられた
そんなに量あるかな?と思いながらも、仕方なく綿あめはやめる



「來龍は何食べる?」

「あ〜……俺はいいや」

「え?お腹空くよ?」

「それより射的だわ。碧羽もやるだろ?」

「やるー!」