とりあえず、この姿勢がとても恥ずかしいので離れよう


「あの、來龍そろそろ離して?」

「やだ」



やだって……な、なんで……

ていうか、言い方可愛いんだけど……///
顔もちょっと赤いし…

そういうと、ギュッと力を込めてきた
さっきよりくっついているので、ドキドキが止まらない
顔も熱を増す



「うわぁ、姉弟の恋愛事情とか見たくなかったわー」

「え?來龍キャラ変わってね?」



みんなが驚くほどのキャラ変に戸惑う……

なんか、來龍の体熱いし、顔も赤い……ん?熱い?

まさか……と思い、來龍のおでこに手を当てる



「あっつ!!ちょっと、熱あるじゃん!」

「あ?ねぇよ。気のせいだ」

「何が気のせいよ!椿、体温計とって!」



椿に体温計を渡され、熱を計らせる

案の定38.7度もあるし…
寝不足から来たであろう熱

さっき顔が赤かったのも、そのせいだったのか……

ちょっとガッカリして凹む……


「ただいま、あれ?來龍どうしたの?」

「あ、壱耶。來龍を、ベットまで運んでくれない?」