「碧羽、耀が戻ってきたら搭乗手続きするからな」

「はーい」


お兄ちゃんはいつの間にか現れる
颯志の気配がない所はお兄ちゃんに似たのかなぁ


「ねーねぇ!ただいまァ」

「おかえり輝。來龍もありがとう」

「あぁ、気にするな」


耀が戻ってきたので搭乗手続きをする
みんなが見送れる所まで一緒に移動した

こんな大人数で移動してるからか、周りからの視線がすごい

いや、顔か

イケメン揃いだもんなぁ


「じゃーね皆!行ってくるねぇ!」

「おー、気おつけて行ってこいよー」

「死ぬなよー」

「お土産持ってこいよー」



え?みんな舜に対する挨拶雑じゃない?笑

あーあ、可哀想に凹んでるよ……笑


「碧羽、気おつけてな」

「うん。行ってくるね、來龍」


そう言い、ゲートの方へ向かう
すると、いきなり後ろから抱きしめられた


「着いたら電話しろよ。俺からもするから」


耳元で囁かれた
この声は來龍だ


「なっ……!////」