龍と羽と天才【完】



「お、お待たせ…」


笑われることを覚悟してみんなのところに行く
最初に気づいた颯志が回りに声をかける

いっせいにこちらを向いた


「「「「「…………………」」」」」


あれ?みんな固まっちゃった?

そんなに似合わないかぁ……

そんなことを思っていると、玲於と煉が…


「うっわ、碧エロ」

「これはこれは…いい体してんなぁ」



なんてふざけたことを言い始めた


「碧カワイイ」

「ありがとう。颯志も似合ってるよ」



一方、皇のみんなは固まったまま…

なんか反応してほしいんですが…



「き、來龍?どうしたの?」

「っ…お前なぁ……これ着てろ…」



パーカーを渡されました

來龍のだからかなりデカイ

來龍は180あるし、私は158しかないから
袖がどうしても余る


「ありがとう」

「おう…」