どうしたんだろう…

じっと考える來龍
何を思っているのか、そのまま考え込んでしまった


「ほっとこうか碧ちゃん」

「え?いいの、壱?」

「大丈夫。多分今、大事な事考えてるから」



緩いよねこの族
よくまぁ、全国No.1に立ち続けてるよね

流石というかなんというか……



「碧さん達イタリア行くから諦めろよ」

「え〜!やだ!絶対いく!」

「椿……黙ろっか」



ゴゴゴゴゴと音が出そうなほど後ろから黒いオーラが出ている壱
それに対してずっと何かを考えてる來龍

(様々だなぁ)


とあんなに個性的なメンツがいる風雅のトップとして思う


うちもあんな感じなのかなと思った


その時、舜が勢いよく顔を上げた


「じゃぁ!明日海行こう!」