「.......」



「どっどうしたの!?お姉ちゃん!?
そんなにボートして...」



「えっ!?ああ....」



彼は私の弟
佐々木 優(ささき ゆう)
優しくて、姉思いのいい弟。
彼は中学1年生
私のいっこ下だよ。


「うわっ!?飯一口も手つけてねーじゃん!?
明日槍でもふるんじゃね?」


「んなわけ無いでしょ!?馬鹿お兄ちゃん!!」


この失礼な彼は
私の兄
佐々木 豪(ささき ごう)

いっつも私の邪魔や
意地悪をするの!?

お兄ちゃんは私の2つ上で
高校1年生だよ!!



「そんな事やって無いで
夢さっさと食べなさい!!」



お母さんが怒鳴り始めた。


そう...
今は家族皆で夕食を食べている...



てか
そんな事言われたって....
今日の事考えてると....





すると私の体に熱が流れた。





「ちょ!?お姉ちゃん!?顔真っ赤だよ!?どうしたの?」


優が私の事を心配してくれた。


「嫌...なっ何でも無いよ!!」


するとお兄ちゃんは....


「どうせかっこいい奴の想像何か
してたんだろ?
なーんてな!!夢みたいな怪力女に
男が近づくわけねーか」


はぁ!?
かっ怪力女!?
私がぁぁ!?


「お兄ちゃんには関係無いでしょ!!!!」