今から自己紹介をするみたい。
私は端で見てればいいよね‥?
 
そう思い、私はみんなから少し離れたベンチに座り、その光景を見てることにした。
 
 
『オレは3年の井上昇。
副部長やってっから!よろしくな!』
 
昇くんはそう言った後、部室に目を向ける。
 
『アイツまだショック受けてんのかよ‥;
 
部長連れて来るから、ちょっと待ってろ。』
 
そう言って昇くんは部室に行き、なぜか放心状態の柚留お兄ちゃんを連れて戻って来た。
 
 
『柚留!自己紹介しろっ』
 
そう言って昇くんはお兄ちゃんの頭をおもいっきり殴った。
 
 
う、わ‥痛そう‥(¨;
 
お兄ちゃん生きてるかなぁ‥?
 
 
それで目を覚ましたのか、お兄ちゃんはしっかりとした口調で
 
『3年の間宮柚留。サッカー部部長だ。よろしく。』
 
と言った。
 
 
お兄ちゃんが正気に戻って良かった〜♪
 
 
 
『はーい!次オレらね〜♪』
 
 
『2年の早川陸也でーす☆』
 
『同じく2年の早川空也でーす☆』
 
 
『『カッコ良い方がオレねー♪』』
 
 
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