「でも、サッカー部のヤツらも似たり寄ったりだろ‥
 
特に、あの双子ヤロー。」
 
 
『部活内だったらお前がいるだろ?オレだっているし。
助けてやればいーんだよ。
助けたら、お前の株、上がるかもよ。
 
「柚留お兄ちゃん、ありがとう!大好きっ♪」
とか、言われちゃうかもよ?』
 
 
柚希がオレのこと―――――
大好き‥大好き‥大好き‥!?
 
よしっ!!
 
「決めたっ!!!」
 
 
『やっと決めたか!じゃあ、柚希ちゃんに伝えてこいっ』
 
昇がニヤニヤしているように感じるのはオレだけだろうか‥?
 
まあ、いい。今は柚希のこと第一だっ!(←今だけではなく、いつも 呆)
 
 
「柚希っ!」
 
『なあに?お兄ちゃん^^』
 
あー可愛い。いつ見ても可愛い。
 
どうしてこんなに可愛いんだろう?
世界一、いや、宇宙一かわい――――はっΣ今は柚希の可愛さを語る時間ではなかった!
 
本題に戻らないと。
 
 
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