『あっ!私は2年の中井里沙よ☆仲良くしましょうね♪』
「1年の間宮柚希です!よろしくお願いしますっ☆」
『柚希ちゃんかあ〜名前も可愛いのね♪
私のことは里沙、でいいからね?』
「はいっ!里沙先輩★」
『イヤン可愛いーーっ♪』
柚希はまた抱き着かれた。
少しだけ困っていると、
『柚希っ!』
毎日聞き慣れた、柚留お兄ちゃんの声がした。
里沙先輩から離れて後ろを振り返る。
すると、再び柚希は抱きしめられた。
『柚希ぃー、大丈夫だったか?どっかケガしてないか?』
「大丈夫だよー。心配性だねー☆笑」
『柚希が大事だからだろ?柚希がケガとかしたら、オレ死ぬかも。』
「大袈裟だよ〜笑」
『いや、マジだから!』
『あの〜‥』
「何ですか、里沙先輩♪?」
『あ〜‥‥間宮先輩と柚希ちゃんは付き合ってるの?』
「へっ!?」
『いやぁ‥だって、雰囲気がピンクだったし。会話も。』
「ピンク、でしたかね?」
『真っピンク、でしたね。』
「はぁ〜;ちがいますよ!ねっ、柚留お兄ちゃん♪」
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![Which is Really face?[短編]完](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.763/img/book/genre1.png)