『う、うん‥』
と、不安そうに返事をして、ちょこちょこと、こちらに歩いてきた。
こっちに来るのか‥?と思ったが、
天使の子は、オレではなく、その隣にいた、知らない男の前に立った。
その男は『えっ!オレ!?』と、びっくりしていた。
すると、「お名前、何ていうんですか?」
天使の子がその男に聞いた。
『えっ、あっ、えーと‥
吉田太郎ですっ//』
その男は、顔を真っ赤にしながら、そう言った。
すると、おもむろに天使の子がその男の手を握った。
「ステキなお名前ですねっ
今日からよろしくね、太郎くん♪」
そう言って、ニコッと天使の子が笑った。
すると――――――――
―――――――バッターンッΣ
その男は、倒れた。しかも、
アホ面で、鼻血を大量に流しながら――――
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![Which is Really face?[短編]完](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre1.png)