縁側で恋を始めましょう



「えっ?」

身体は後ろにバランスを崩すが、倒れることなくそのままポスッと背中から受け止められる。

「何してるの」

頭上で聞こえた低く怒ったような声にドキンと胸が鳴った。
後ろを振り向かなくてもわかる。
どうして? 

「暁……?」

ゆっくり振り向くと、眉間に眉を寄せて不機嫌そうな表情をした暁が私を見下ろしていた。