深く息をすって、口をあけた。
「あの...。メールでも言ったんだけど、ほのに言わなきゃいけない事がある。あのね...」
続きを、言おうって思っても、口がうまく
動かない。
わたしよりさきにほの がくちをひらいた。
「なに!?転校?いじめ?それとも将来の事...?
私は、なにがあってもあんたの味方だからね?だからさ...
なんでも、話して...」
最後の方の消え入りそうな声。
話したら行けないようなきがした。
この、心友っていう関係が終わっちゃうような気がした。
この前、言わないでいられたらどんなに楽だろう。
そう思った。
でも、今言わなきゃ後悔する。
絶対。