桜ときみと

大阪は遠かった。

うん、遠かったよね。

だから兄さまがいない以上、口調が乱れても構わない、というかしょうがないよね。

怜「総司、チャキチャキ歩けよ。」

総「彰良はほんと土方さんがいないと人格変わりますよね。」

怜「当たり前だろ。なんで兄上と他の奴が同じ扱いの設定なんだよ。」

総「ほんとに彰良はブレないね。」

一「だが、副長はほんとに素晴らしい方だ。」

怜「さすが一さん、よくわかってますね。兄上は素晴らしい方です。」

総「あんな変な句詠むのに?」

怜「可愛らしいじゃないか。それに本人も気にしてるんだ。不粋だぞ。総司」

一「同感だな」

総「へいへい、やになるねこの2人は、土方さん大好きで、」

怜「何が悪い。あの人は僕に生きる意味をくれた。」

総、一「怜......」

総「ここまで来ると気持ち悪いを通り越して、いっそのこと清々しいね。」

怜「なにをぉう」

一「喧嘩はやめんか。もうそろそろ大阪だぞ。」