何事もなく日々は過ぎて、6月になりました。

総「怜、久しぶりに、試合やりませんか?」

怜「総司、僕はまだ仕事が残っています。あとここでは彰良です。」

総「それじゃあ、手伝いますから。しましょう、試合。」

怜「仕方ありませんね。」

総「やった!さあやりましょう。」

怜「ハイハイ」

〜仕事が終わって〜

総「平助、審判頼みます。」

平「へいへい」

怜「じゃ、殺りますか。」

平「彰良、字が違う。」

総「行くよ。」

ああ、ゾクゾクする。

楽しい、たのしい、タノシイ。

壊さなきゃ、こわさなきゃ、コワサナキャ。

ああ、頭の中で誰かが叫ぶ。

殺せ、ころせ、コロセ。

平「彰良!総司!もうやめろ!彰良!総司!土方さん、彰良と総司が止まらないんだ。」

歳「彰良!!!総司!!!」

鴨、勇「やめんか(なさい)!」

バッ

私は、一体、何をしていた?

ガクガク

震えが、止まらない

兄さま、兄さま、どこ?

怜「兄さまっ」

ギュッ

兄さまだ、兄さまはここにいる。

大丈夫、ダイジョウブ。

歳「彰良、大丈夫か?」

彰「もう大丈夫です。兄上」

鴨「.......」