梅さんと一緒に道を歩く。

兄さまはもう、京へ着いただろうか。

梅「ところで、彰良は本名はなんていうんじゃ?」

彰「どういう意味?」

梅「だって、おんし、おなごじゃろう」

彰「気付いてたんだ。怜、だよ。梅さんは?」

梅「坂本龍馬じゃ。よろしくのう、怜。」

怜「改めてよろしくね、龍さん」

龍さんと歩き続けて、京へ着いた。

怜「そろそろ、お別れだね。」

龍「そうじゃの」

怜「次会う時は敵同士か、」

龍「悲しいのう、怜。」

怜「さようなら。」

龍「さよならじゃ」