桜ときみと

怜「これは小さい頃、〈十傑〉のみんなで一緒に考えた唄の歌詞の一部です。」

総「〈十傑〉って?」

怜「ああ、『綾野』の後継者の手足となって動くための存在で、わたしはそれを統率する位置だったんだよ。」

彰「もっとも、みんな怜に懐いていて僕には冷たかったけどね。」

怜「あれはみんなの照れ隠しですよ。」

彰「わかりづらいな。」