「なにこれ……。」

「私もわからない……。

でも、今学校には私たちのクラス以外いないみたいだよ……」


嘘……。


急いでたから気付かなかった…。


でも…


「誰かのいたずらだって!誰もいないなら帰ろうよ!」

「無理だよ……」

「なんで…?」

「藤田くんが帰ろうとして教室をでたら……………」

「………………死んぢゃった……」

「え…。」


美帆が指差す方を見ると、血だらけの藤田くんがいた……


「キャーーーーーー!!」

私は頭が真っ白になった。

「なんで…なんで藤田くんが……」

「楓………(泣)

私たちどうしたらいいのかな…」

「わからない………」