「起きてください。朝ですよ、ノア。朝食の準備が出来ています」
ノアの部屋に入り慣れた足取りでベッド横まで移動し、んん~あとちょっと、と駄々をこねる奴の毛布を剥がしてやりカーテンを開けてやる。
朝日の眩しさに 僕の助手は鬼か何かなの...?とブツブツ言っているこいつの名前は
ノア=ルーカス 。
小さな顔に白い肌、ぱっちりした目に長い睫毛、その顔に似合わぬ背丈に意外としっかりした体つき。世で言ういわゆるイケメン。
まあ黙ってればの話しだが。
「早く降りてきて下さいね。冷めてしまいますから」
「ねえ!この靴下もう片一方無いんだけどどこ!?」
黙っていれば.........