桜がちり

ミンミンとセミが鳴く季節夏。

春岡高校に通い季節はすぎ、
気がつけば二学期だ。
クラスにはなれ友達もそこそこできた。

だが、唯一気になることがある、

一昨日席替えをし、隣の席になった松田憐斗(まつだれんと)くん。

顔も見たこともなければ姿も見たことが1度もない。

それもそのはず。
不登校のこ。

噂でわ入学式初日、喧嘩をしたとか
学校に来ないで悪い人たちと遊んでるだとか
そんなことをよく耳にする。

そんな人の隣になるとか、、

怖すぎ、、これから私はどうなるの!?


「美琴ー、残念だね、、」

ケラケラ笑いながら前の席に座る
愛佐田律(あいさだりつ)

高校に入学し、初めてできた友達。
言ってることと行動がちがうよ!?
なんて思いながらも

カバンからお弁当を取り出す私。

「はぁ、どんな人なんだろ」

「さぁーね、噂じゃー凶暴で、危険で、危ない人とか聞くけどね」

そう言って私のお弁当から卵焼きをとる
りっちゃん。

「…あ!私の卵焼き、、」

美味い、美味い!なんて満足そうに言うりっちゃん、、

いやいや、そーじゃないでしょ、、
とゆか、、松田くん、、怖。