いつか君へ言えるように

キンコンカンコーン





先生「橘花さん!橘花陽苺乃(たちばなひめの)さん!
至急職員室まで!!」



うーわ、呼び出されたし




行かなきゃだよなー










だるい足を持ち上げて1回へと階段を降りると
すでに職員室の前にはさっきの先生が






先生「橘花さん、来なさい」




連れてこられたのは、生徒指導室
ある意味立派な事しなきゃ入れない場所






先生「そこに座って」



「はい」





こーゆー雰囲気昔から嫌いなんだよな…





先生「橘花さん、あなたね、どうして…」




はいはい、また長い説教ですか
はーいはーい、あたしの頭の中はお花畑でーす






先生「まあ、あなたが静かに聞いてるのだから
今日はここまでにしましょう
いつも朝は早く来てらっしゃるし。
もーいいわよ、次はあんなこと言わないように!!」




あ、いつの間にか終わってたんだ




「はーい!!」




先生「元気なんだから笑」




これだから橘花さんは…って笑ってる先生

なんだかんだ言って優しんだからーもー笑







この時は知らなかったんだ







今思うと、出会いはなくてもよかった

そう、会わなければ…