気付いたら勤めている会社の玄関の前にいた


時計を見た
―2007年6月2日18時40分

...一ヶ月前?

「おいっ!!廣瀬君!!」

「はい!!」

反射的に言ってしまった

振り向くと上司が立っていた

「商談に間に合わんぞ!!ぼけぼけするな!!ったく今日の商談はわが社にとって大事だというのに」