大学時代の彼女だ

「待った?」


懐かしい香りがした


失うことなんてないと思っていた



「どうしたの?そんな暗い顔して」

「いやなんでもないよ」

「ごめん怒ってるよね?」

その少し悲しそうにした顔が愛しかった



やっぱり今でも好きなんだ