3
一夜明けての月曜日の朝。
どんよりとした暗い気持ちのなゆみとは対照的に、晴れ晴れとして気持ちのいい天気だった。
出掛けに見つめた青い空に助けられ、なゆみは踏ん張ろうと気持ちを奮い起こし、嫌なことを考えないようにした。
お酒が入ったことで氷室に失態を見せて、やむを得ずホテルに入ってしまった事。
出てきたところをジンジャに見られてしまって、ぎくしゃくしてしまった事。
変な宗教に引っかかって無理やり会員にさせられた事。
氷室+ジンジャ+宗教
と、問題が解決しないまま増え続けている。
どれから解決すればいいのか考えているうちに、職場についてしまった。
シャッターはまだ閉まったままだった。
第一の難関、まずは氷室。
どんな顔をして会えばいいのか、これはなかった事にするのが一番だと、恥も外聞も捨てて忘れたふりをすることにした。
そうしてその難関が現れた。
「おはようございます」
とにかく、いつも通りを振る舞って挨拶してみるも、余計に意識し過ぎて声が大きくなった。
氷室の出方を、ドキドキとして見れば、なゆみとは目も合わさずに、気怠く「おはよ」と返ってきた。
氷室もまた、土曜日の自分の失態を気にしつつ、どうしようかと迷いながらいつも通りを装うとして、変に消極的になっていたとはなゆみは知る由もなかった。
いつも通りを装いながらも二人はとても気まずく、シャッターが開いて、中に入ってタイムカードを押すまで、どちらも行き詰る思いだった。
なゆみがロッカーの前に立って背中を向けた時、氷室はようやくなゆみを見つめ何か言いたげに口元を震わせた。
なゆみが制服を取り出したことで、仕方なく控室から出て行った。
一夜明けての月曜日の朝。
どんよりとした暗い気持ちのなゆみとは対照的に、晴れ晴れとして気持ちのいい天気だった。
出掛けに見つめた青い空に助けられ、なゆみは踏ん張ろうと気持ちを奮い起こし、嫌なことを考えないようにした。
お酒が入ったことで氷室に失態を見せて、やむを得ずホテルに入ってしまった事。
出てきたところをジンジャに見られてしまって、ぎくしゃくしてしまった事。
変な宗教に引っかかって無理やり会員にさせられた事。
氷室+ジンジャ+宗教
と、問題が解決しないまま増え続けている。
どれから解決すればいいのか考えているうちに、職場についてしまった。
シャッターはまだ閉まったままだった。
第一の難関、まずは氷室。
どんな顔をして会えばいいのか、これはなかった事にするのが一番だと、恥も外聞も捨てて忘れたふりをすることにした。
そうしてその難関が現れた。
「おはようございます」
とにかく、いつも通りを振る舞って挨拶してみるも、余計に意識し過ぎて声が大きくなった。
氷室の出方を、ドキドキとして見れば、なゆみとは目も合わさずに、気怠く「おはよ」と返ってきた。
氷室もまた、土曜日の自分の失態を気にしつつ、どうしようかと迷いながらいつも通りを装うとして、変に消極的になっていたとはなゆみは知る由もなかった。
いつも通りを装いながらも二人はとても気まずく、シャッターが開いて、中に入ってタイムカードを押すまで、どちらも行き詰る思いだった。
なゆみがロッカーの前に立って背中を向けた時、氷室はようやくなゆみを見つめ何か言いたげに口元を震わせた。
なゆみが制服を取り出したことで、仕方なく控室から出て行った。



