9
「腹減っただろ。飯食いに行こうか」
「うん」
ジンジャと手を繋ぎ、楽しくデートを味わう。
それはそれでドキドキとして心浮かれた。
女の子なら、恋をすればその人と手を繋いで、どこかへ出かけたい、デートしたいとか、夢を見てしまう。
それが現実のモノとなった時、どこかしら幸せな気分に浸っては、その雰囲気に寄ってしまう。
二人でご飯食べたり、街の中を一緒に歩いたり、買い物したり、そしてキスをして──
それが幸せいっぱいの一時。
──でも付き合うってこういうことなんだろうか。
なゆみはふと疑問に思った。
食事の後、小物ショップやゲームセンターで楽しい時を過ごしていた。
無邪気に何も考えず歩いていると、ホテルのサインが多数掲げられた通りに出くわしてしまった。
なゆみははっとしてぎこちなくなってしまう。
付き合うことは、全てを受け入れること。
それは、好きだから自然の成り行きの、そのもっと先の一番大切なこと──
それが頭にちらついた。
もうすぐ留学の出発日が近づき、なゆみはジンジャと離れることをとても気にしていた。
ジンジャが積極的になゆみに近づく度に、ふとその先の事を考えてしまう。
このまま何もなく、一年離れていいのだろうか。
それを思うと、意識し過ぎて、なゆみはうつむき加減でホテルがある通りを歩いていた。
ジンジャは強くなゆみの手を握った。
なゆみがドキッとしてジンジャを見つめると、メガネの奥から優しい瞳で笑いかけていた。
自分の考えていることがバレたのだろうか。
なゆみはもじもじと恥ずかしがった。
「腹減っただろ。飯食いに行こうか」
「うん」
ジンジャと手を繋ぎ、楽しくデートを味わう。
それはそれでドキドキとして心浮かれた。
女の子なら、恋をすればその人と手を繋いで、どこかへ出かけたい、デートしたいとか、夢を見てしまう。
それが現実のモノとなった時、どこかしら幸せな気分に浸っては、その雰囲気に寄ってしまう。
二人でご飯食べたり、街の中を一緒に歩いたり、買い物したり、そしてキスをして──
それが幸せいっぱいの一時。
──でも付き合うってこういうことなんだろうか。
なゆみはふと疑問に思った。
食事の後、小物ショップやゲームセンターで楽しい時を過ごしていた。
無邪気に何も考えず歩いていると、ホテルのサインが多数掲げられた通りに出くわしてしまった。
なゆみははっとしてぎこちなくなってしまう。
付き合うことは、全てを受け入れること。
それは、好きだから自然の成り行きの、そのもっと先の一番大切なこと──
それが頭にちらついた。
もうすぐ留学の出発日が近づき、なゆみはジンジャと離れることをとても気にしていた。
ジンジャが積極的になゆみに近づく度に、ふとその先の事を考えてしまう。
このまま何もなく、一年離れていいのだろうか。
それを思うと、意識し過ぎて、なゆみはうつむき加減でホテルがある通りを歩いていた。
ジンジャは強くなゆみの手を握った。
なゆみがドキッとしてジンジャを見つめると、メガネの奥から優しい瞳で笑いかけていた。
自分の考えていることがバレたのだろうか。
なゆみはもじもじと恥ずかしがった。



