気まぐれ王子と自己愛姫


「ここって…」

「閉園までまだ3時間あるよ!早く行こっ!」



その後電車を乗り継いで着いた場所は人気キャラクターのテーマパーク。


電車の中で嫌な予感はしてたけど見事的中。

なんで女子ってみんな揃ってこういうとこ好きなんだろ…



「放課後に制服着て来るの夢だったんだ〜平日だから空いてるし!あ、あれ待ち時間5分だって!行こ!!」

「いや、あれはちょっと…って聞いてる!?ねぇ!」



人の話聞けよ!!





「あの、ごめんね…絶叫系苦手なの知らなくて…そこのベンチ座って休も?」

「……」



まじ最悪…

だからこういうとこ嫌いなんだよ…



「…平気なの?」

「え?何が?」

「璃莉葉ちゃんは絶叫系平気なの?」

「あ、うん!大好き!!」

「……へぇ」

「ふふっ」

「…何笑ってんの」

「あ、ごめ…だって、王子でも苦手なものとかあるんだなぁって、なんか意外」

「…そうなるから今まで来たことなかったのに」

「え、嘘…たくさん来たことあるんじゃないの?」

「…璃莉葉ちゃんが初めてだよ」

「ほんとに!?嬉しいっ!!」

「……」



ほんと、俺のこと大好きって顔してるのになんでシたくないんだろうか…



「もう平気そう?次はあれ乗りたいんだけど…」

「…はぁ」