「だいじょーぶだよ!!」

葵が上から叫ぶ。

「なにが?!」

俺も葵に負けないくらいの声量で叫び返す。

「あんたは絶対幸せになれるよ!!」

「はぁ!?」

「優柔不断でもっ、大丈夫だーーー!!!」

「ちょっ、わけわかんねー、てか降りてこい!!」

いきなりの葵の行動に驚きながら、でもなんかおかしくて気がつけば2人で笑っていた。