否定するのも面倒だから言っておく。 自慢と受け取ってもらっても構わない。 私は可愛い。 それもそのはず、親が美男美女だから。 「でもね、俊は違うから。 いつでも私のことを守ってくれて、私のことを見てくれてた… だから俊じゃなきゃダメ。」 「結構本気なんだな。」 崎が目をぱちぱちしながらそう呟いた。 心底意外そうに。