「待て麻木!」


騒々しい足音と、生徒指導の先生の声が聞こえてきた。


怖いので有名な先生に追いかけられてるのは俊。


「また麻木か…」


先生がため息をつく。


そのとき、走っている俊と目があった。


「ちっ」