最後の1枚を完成させ、職員室の先生に渡す。


先生はせめてもの気持ちなのか、飴をくれた。


「私この飴好きなんですよ~」


「おー、それはよかった。」


「じゃあ俺のもやる。」


「え?くれるの?」


「ん。」


築山が私に飴をくれた瞬間だった。