私の存在価値


由宇「僕が…僕があの時あいつの攻撃を防御できてたら……
僕がっ、僕の……」

由宇はそう泣き崩れた。

俊「……私のせいでもあります…。」

俺の隣で言った俊。

俊「俺は…何一つ奴らの情報を入手出来なかった。攻めに来ることも分からなかった。」

響「それは俊のせいじゃないだろ。あいつらが情報を流していなかっただけだ。」

俺はそう言ったが俊は小さく首を横に振る。