私の存在価値


私「私は…なりたくて姫になったんじゃない!
別に守ってくれなくていい…もう私のことはほっといて!!
貴方達がいても邪魔なだけよっ!!」

私は言ってはいけない言葉を口にした。
たとえ彼らを遠ざけようとしても、言ってはいけなかった。
言い終わってからその事に気づいた。


「もう茶番は終わった??(笑)」

笑いながらそう言ったのは今まで上で見ていたアイツだった。

私「えぇ、終わったわ。
私は……そちら側に行く。それでいいでしょ?」

響達はまだ何か言っていたがそれを聞かずに行った。