私はゆっくりと中へと入った。
中は表よりも悲惨だった。
所々に血が飛び散っており、多くの人が横たわっている。
その中の多くは蝶燐の奴らだった…
倉庫に突然来た私に優しく接してくれた下っ端達だった。
近くにいたまだ意識のあった1人が

「Agehaさんっ……助け…て!!」

と小さく私に向かって苦しそうに言った。
私はそれを聞いて階段の上にいるやつに話しかけた。

私『お前ら…こいつらに何してくれてんだよ……(殺気)』