春 〜Hikaru & Yuna〜

side 光


デートをせずに過ごして5ヶ月。



何度か結奈は俺の家に来た。



その度にご飯は食べているか、何か欲しいものはないかとまるで母親のようなことを言っていた。



相変わらず抜け殻のような生活を送っていた俺は、結奈からの問いかけにも答えず、布団にくるまって目を閉じていた。



俺は葵を忘れられない。