春 〜Hikaru & Yuna〜

書かれた住所の先に光がいる。



いてもたってもいられなくなってすぐに向かった。



そこまで離れた距離じゃなかったから、意外と早く到着した。



新しそうなアパート。


ポストを見て山城の名字が103に書かれているのを確認して、103号室のインターホンを鳴らした。


出てくる様子もなければ、物音もなく、人の気配がなかった。



思い切ってドアノブに手をかけると、鍵はかかっていなかった。