春 〜Hikaru & Yuna〜

『そういえばさー、Yの歌が聴きたいっていう声が多くてプロデューサーから歌を作って欲しいって言われてたけど、作れた?』



ナポリタンを食べながら話題を変えたmako。



『それさー、大分無茶振りやんな。出来たには出来たけども。歌も下手やし見やん方がええと思うねんけど』



『見る見る!』



そう。

光はちょっと前まで曲作りに励んでいた。


私にもまだ聴かせてくれていないその曲。



スタッフから渡されたパソコンにイヤホンを繋いで聴くmako。



次第に目が潤んでいるように見える。



しばらく聴くととうとう泣き出すmako。


『これ、やばいね。ヒット間違い無いよ』



『ハードル上げんといてくれる?自信無いねんから』



聴き終えてベタ褒めするmakoに謙虚な姿勢を示す光。



早く聴きたい。