あの時君が伸ばした手は

家に上がるなり岡田は言った。

「今日お前遅刻したんだって?」

「なんでそんなこと知ってんだよ。」

「俺の大学友達が言ってたよ。」

岡田はビールを渡した。

「お前の友達?」

それを受け取る。

「そう。」

プシュッと蓋を開ける。