あの時君が伸ばした手は

僕がホッとしていると彼女の顔から突然笑みが消え、悲しみで覆われた。


そしてそのまま向こうを向いて消えてしまった。


あっ!と手を伸ばした時、目が覚めた。


車の外の風景はさっきと何も変わっていない。


時計を見ると15分しか経っていなかった。

「はぁ……。」

ため息をつき、額に手を当てる。


変な夢。