あの時君が伸ばした手は

「それで諸星さん母さんにも会ってたわけだ。結構仲良くしてたから彼女が死んだって聞いた後、元気がなくなってしまってさ。」

「そっか……。」


そーだよね。
仲良くしてたなら無理は無い。


「……諸星さん、自殺だって。」

僕はさっき隅田さんに聞いた事を話した。

「さっき隅田さんから訊いたんだ。警察の捜査結果。場所が場所だし、遺書とか無くても不自然では無いらしい。」


すると部屋のドアがいきなり開いた。

入り口に立っていたのはおばさんだった。