あの時君が伸ばした手は

『私は気づいたら川本君が好きになっていました。

でもこの気持ちは伝えることが出来なかった。

だから私は秘密の片想いを始めました。』

教室の写真が映る。

桐谷さんの席からのアングルだった。

『知ってた?
川本君の背中を見る度にドキドキしてたの。
知らなかったでしょ?』