あの時君が伸ばした手は

「……まさか、江角と竹田さんの事も?」

彼女は頷いた。

「琴音が江角を好きなのを知って、告白してきた江角を振ったの。でも江角は香菜の事諦められなくてずっと追い回してたみたいよ。それで琴音の反感を買ったみたい。」

「そんなの諸星さんのせいじゃないのに。」

「香菜の事だもの。何でも自分のせいにしたはず。

それに美咲もそう。

美咲、なんか変だったでしょ?

香菜に一番近い存在とか言ったり、突然服装が香菜に似てきたり。」

僕は頷く。