「俺は二海翔。5月17日生まれ。とりあえずこいつらをまとめることに苦労してます。手伝って貰えたらまじで助かります。俺のことは好きな様によんで。」
翔君は他の誰とも違う大人な雰囲気が漂っていた。
翔君の自己紹介が終わるとシーンとなってしまった。
「おい庚!挨拶ぐらいしろ!」
そう先生が言うと、奥の扉から凄く綺麗な男の人が出てきた。
「自己紹介とか必要ないでしょ?てか誰あんた。」
「庚そんないい方...」
先生が庚君に向かって言ったが私はそれを止めた。
「私は八神 洸と言います。先生とは親戚で、家族が事故で全員亡くなってしまったので、先生に引き取られました。」
私はついでに皆に向けて自己紹介もした。
「えっと11月11日生まれで、得意なことは家事全般で苦手なことというか、独りがきらいです。よろしくお願いします。」
そう言い終わると庚君以外は拍手をしてくれた。


