黄色い花



「なあなあ俺らのバイト終わったら花火しね?」


リョウの提案にあたしも皐月も
えりちゃんもアツシも賛成した。

和さんはこっちを見て
わけーなーと笑いながら接客していた。



花火かー、小学生ぶりにしてないな。


「あ、あや!待ってて。」

皐月の手は本当に落ち着く。

頭を撫でられて頑張ってと
バイトに戻る皐月に呟いた。