黄色い花



「な、なに熱くなってんの…」

あたしの迫力に焦るカンナは

「好きにすればっ…」

とどっか行ってしまった。



皐月はあたしの頭を撫でて
頑張ったじゃんと笑ってくれた。


言いたいことを言えなかったけど
頑張ったじゃんと褒めてくれる皐月に
安心した。