「あ、今日はいるんだ〜?」 皐月と片付けの手伝いをしていたら カンナが後ろから声をかけて来た。 「いたらだめ??」 あたしが答えたことにはぁ?と顔を 歪めてあたしとカンナを見ている皐月に カンナが近寄って行く。 皐月の腕に手を絡ませ、 「あんたにはやらないから?皐月くん今日終わったら花火しない?」 なにそれ… 強くなろうと…思った。 でもカンナが皐月にくっついてるだけで あたしはどんどん弱くなる。