「和さーーーーん!」 イカを焼いてる和さんに 大きい声で呼んだらあたしに気づいて 「あやちゃ、え?お店は?」 「お母さんが暇だから今日はお手伝いないって、窓から海の家見たら忙しそうだったからさ!」 「康太も大変だな笑」 康太はあたしのお父さん、 なんでお父さん? 「じゃあえりと皐月がいま接客してるし、俺もやる事あるからこのイカ頼んでいいか?」 「任せて!でもやる事って?」 秘密だーあっはっはーと笑いながら どこかへ行ってしまった和さん。 相変わらず謎だ。