ピピピっ… ケータイのアラームで目を覚ました。 時間は日が沈みきった8時過ぎ… 「あや〜起きて〜!おはよう!」 お母さんがあたしの部屋まで来て 起こしに来た。 「おはよう…あ、お店手伝うね」 あたしの家は両親で営んでる ちょっとおしゃれなレストラン。 海が近くてこの季節は繁盛する。 「あや…ちゃんと日焼け止め塗ってね?」 お母さんに念を押され、 毎日日焼けクリームを 肌に塗る。