「私のことが…?」


じ、自意識過剰かも…やっぱからかってるだけかもしれないし!


「………………………」


でもやっぱりあれって…


告白…だよね…


空が……私のことを…


「……っ……//////」


私は、事実を認識してさらに顔があつくなった。


そして、5分くらい固まっていると、少し落ち着いたのか、一つの疑問が頭に浮かんだ。


「私は…?」


空が私を好きだとして、たぶんそうなんだけど…


私は、空のことが好きなの?空はいじわるだし、負けず嫌いだし、口悪いし…


でも…


優しいし、ポジティブだし、それに何より…私を過去から連れ戻してくれた…


きっと空がいなかったら今回の試合は勝てなかった。


「空…」


私は…空にもらってばかりだよ…


ほかの男子とはなんか感覚は違うし…これが好きってことなのかな…


もう…わかんないよ…誰かを好きになったことなんてないし…


私は考えに考えた末に立ち上がった。


取り敢えず…





「…寝よう」